節分が近づくと、鬼が出てくる絵本に触れることが多くなると思います。
昔は、鬼といえば悪者というイメージがありましたが、最近では、いい鬼もいるんだよというような絵本もたくさん出ています。
それがいいのか悪いのかは別にして、この「ないたあかおに」は、とても素敵なお話だと思います。
40年前に書かれたお話ですが、長く読み継がれてほしい絵本です。
最後のあおおにの手紙には、いつも涙が出てきます。
何度読んでも感極まって、読む声が震えてきます。
あおおにくんのあかおにくんに対するやさしさに、とても感動し、あかおにくんの寂しい気持ちが伝わって、一緒に涙してしまいます。
娘は、5歳。お話を聞いて、「あおおにくんがこわい」といいました。まだまだ、このお話の内容がわかっていません。でも、いつか、このお話の内容を理解する日がくるよう願っています。