豆を食べ過ぎて苦しいじっちゃ(おじいさん)がハトを飲み、おなかのハトがうるさいと狐を飲み、狼、猟師、オニと次々に飲み込んで...。飲み込むときの音が「ぺろっ」「こくっ」「げろり」「ぐーっと」と面白い。また、「〜だと」などの語尾が読んでいるとなんともリズムがよくて「昔ばなしをもっと子供に聞かせたい〜」と感じます。初めて出会った話でしたが、次から次へと大きなものを飲み込んでいく「単純な繰り返しの面白さ」(子供って次の予測がたちやすい繰り返しって好きじゃないですか?)や動物や鬼が出てきて子供も楽しそうでした。昔話としてはあまり有名ではないかな?と思いますが面白いので是非、多くの人に読んでもらいたいです。