かいじゅうのうろこは、この世界にあるのかないのか、それを探しに行く男の子のお話。みんなは、そんなのない!と言うけれど、探しに行った男の子は見つけます。意気揚揚とそのうろこを持って帰ろうとしますが・・・。その後のカレの行動がなんか読んでいて、「ウンウン、そうだね」って思わずうなづいてしまった自分がいたのを覚えています。かいじゅうはいるのかしら?どうかしら?って思える純粋な気持ちが絵本から出ています。五味太郎先生の絵も素敵で、そしてなぜか切なくなってしまうお話。小学生くらいの子供さんにオススメだと思います。もちろん、私は大人の人にもジンときてもらいたいなぁと思いますね。