表紙を見てもらえば お分かりと思いますが、ストーリー展開の関係上、
主人公のパグは、ちんちくりんな感じが強調して描かれています。
主人公の名前はアルフレッド。
同じ家に住んでいる他の動物達だけでなく、よその犬たちにも
見た目が悪いと馬鹿にされています。
ある日、隣の家に新しい家族が引っ越してきました。
その家の飼い犬と塀越しに挨拶をする時、
アルフレッドは自分が「ゴールデン・レトリバー」であると嘘をついてしまいます。
うんうん、分かるよ…その気持ち。
そのうち、隣の家のレックスが、塀の下の土を掘って会おうと提案。
アルフレッドは乗り気ではありませんでしたが
ついに通れるほどの穴が開いて、ご対面!
なんと、レックスもアルフレッドと瓜二つのパグだったのです!
劣等感に苛まれていたアルフレッドが自分そっくりなレックスに出会い、
無二の親友を得るハッピー☆エンドに嬉しくなります♪
余談ですが、この絵本のオリジナル・タイトルは「Unlovlable」。
直訳すると「嫌われ者」って感じでしょうか。
絵本の顔である題名を、原語に捉われすぎずに
インパクトのある良い訳にされたなあ、と思いました。
(でも「ダサイ」という言葉が死語になったら、どうなんでしょ?)