評判通りとても楽しい本でした。
気難しいドワーフじいさんが見晴台のある自分だけの新しい家を建てようとします。
ところが、材木の重い事。一人では到底作れません。
通りかかった動物達に手伝ってもらう代わりに動物の部屋も作ってやることになります。
ページをめくるたびに新しい動物が登場し、家はどんどん複雑な形になっていく所が読んでいてワクワクしました。
完成した家はなんとも楽しそうな木製アスレチック遊具のような家。
最初は不機嫌だったドワーフじいさんも、動物達と一緒に暮らすうちに「まあ、こんな家も悪くないか…」と思うようになり。
みんなで楽しめる立派な見晴らし台のある家にリフォームしようと設計図を書き始めます。
建物の絵がとても細かく書き込まれていて眺めるのも楽しいです。