白黒の表紙でスピード感がとてもよく現れている、救急車の写真。ぞくぞくしながら、この絵本を手に取りました。5才の息子は、救急車が大好き、大興奮でページをめくりはじめました。意外だったのは、カラーではなくて白黒だから、迫力が伝わって来たのです。
ゆたか君と言う男の子が、盲腸で救急車で運ばれ、検査し手術し、入院することを描いていますが、その病院で働く人たちの姿や心配するお父さんとお母さんの姿が良く描かれていました。男の子って、こういうお話、大好きなんですね。
あの、谷川俊太郎さんの作品というのも意外でした。
レスキュー隊や消防士さん、救急隊に憧れている、息子にとっては、とても感動した作品だったようです。
握り締めて、お布団の中に入れていましたから・・・。