表紙の絵を見て思わず懐かしくなるお母さん、きっと同年代です。ブタブタ君が、「ぶたぶた」と言う度に子供は笑ってしまいます。また、ぶたぶたくんがお買い物に行った時に会う早口の店員さんや、とってもゆっくりしゃべる店員さんのセリフをその通りに読んであげると、子供は喜びます。途中で友達に会い心強くなったぶたぶたくんは、帰りは友達の教えてくれた道を選んで帰ります。本当に帰れるのかと読み手は不安になるのですが、無事に帰宅してホッとします。最後に歩いた道を地図で確認することができて、子供は地図にくぎ付けです。ちょっと貸してとばかり本を奪い取られてしまいました。