タイトルと、表紙の絵を見て、
退屈そうな灰色国のお姫様に何が起こるんだろう♪
と楽しみにページを開いたのですが・・・
色がテーマのお話で、思ったような深い意味はまったくなさそうに感じました。
読み終わってみると、なぜ、灰色国のお姫様はつまらなさそうな顔をしていたんだろう・・・、
また、”お姫様”だなぁ〜〜と感じる場面もなく、別に”お姫様”じゃなくてもよかったんじゃないかな・・・など、キャラクターに個性を感じられませんでした。
ただ、色がついているだけ・・・。
色がテーマのとても単純な絵本なので、1歳児で少し色に興味を持ち出した頃におすすめです。
色も知っていて、ある程度ストーリーのある絵本を好んで読んでいる子には、物足りないと思います。
佐々木マキさんのイラストなので、絵はとてもユーモラスな感じでいいです。