ぶどうがなって・・青くなって、紫になって、食べごろになって・・という絵の移り変わりで季節感も感じることができ、さあちゃんが待ち遠しいと思っているという気持ちも伝わってきます。
ようやく、ぼうどうが食べごろになり、土曜日を心待ちにしていたさあちゃん。
それが・・りすやくま、とりさんたちに食べられてしまいほとんど残っていません。
さあちゃんがずっと見守っていた過程を細かく描かれてある絵本だtったので、当然、涙をぽろぽろ流すさあちゃんを見ると
なんだか、すごくかわいそう・・
と思ってしまいましたが、
来年もちょっとずつならみんなに分けてあげるからね。
という最後の一文に和まされました。
さあちゃんのやさしい気持ちが感じられ、心に残る絵本です。