初めてこのお話と出会ったのは 長男の小1の教科書でした。
とても衝撃を受けたんです。
小1なのに「命」「死」をテーマにしたお話を学ぶ事に・・・
そして どうしてもこの絵本が欲しいと思ったのです。
しかし すぐには買えず ただ心の中で強く「欲しい」と願った絵本でした。
絵本が買えないのなら ずっと教科書を取っておこうとまで思っていました。
それが 三男の誕生日に幼稚園がプレゼントしてくれた絵本がこの「ずーっとずっとだいすきだよ」でした。
本当にうれしかったです。子供よりワタシの方が喜んだくらいです。
教科書の方でも三兄弟が習う間 ずっと載っていたので ワタシは3年このお話を音読で聞き続けたことになります。
自分の気持ちは声に出して言わなければ相手には伝わりません。
とても印象に残っているのは 読み聞かせで小3のクラスで読んだ時です。
読み終わって担任が感想を聞いていったら 『小1の国語で習った時は とにかく悲しいという感想しかなかったけど 今 読んでもらってペットにもそうだけど 親や兄弟や友達にありがとうやごめんなさいや大好きな気持ちをキチンと伝えなければいけないと思った』と話してくれた女の子がいました。
大きくなれば感想も変わるのです。
とてもうれしい感想でした。
ただただおもしろいっていう絵本じゃないけれど ずーっと心に残る絵本です。