なんとなく寝る前の読み聞かせを習慣にしていたものの、当時5歳の長女は、さほど絵本好きでもありませんでした。その娘が、今のような絵本好きになったきっかけがこの本です。図書館で期限いっぱい2週間借り、延長してまた2週間借り、その四週間というもの毎日、一日最低二回は「読んで〜」 貸し出しの延長は一回だけなのでいよいよ返すという日、「お願いやから買って!」とねだられ、購入した次第です。この絵本を読むときは、生粋の大阪人でよかった、としみじみ思います。なんたって大阪弁のネイティブ・スピーカーですもの。二歳の次女も、表紙を見るたびに「とざいとうざーい」と繰り返し、お姉ちゃんといっしょに聞いてます。小学生高学年にも人気があるので、じゅうぶんモトは取れるでしょう。