長男が三歳の頃にたまたま図書館で借りました。
結構長いのでどうかな〜と思いましたが、すぐに気に入り、日に何度も読まされました。
ある朝小さな赤いライオンが現れてラチが強くなるまでずっと見守ってくれます。子どもはライオンが突然登場する場面が楽しかったらしく、特に体操をする場面が大のお気に入りでした(少し大きくなると、体操なんかで強くなれないよね〜、とか言い出しましが、でもその場面を読むとやっぱり大うけ。)
ライオンがいなくなってしまう最後は少しさみしかったようですが、ラチはもう強くなったから、ライオンくんはいなくても大丈夫なんだよね、と念をおしていました。
ラチのポケットにライオンの代わりにりんごが入っていた場面も、前のページをめくり、いなくても頑張れたんだよね、すごいね、と素直に驚いてして、とても勇気が湧いたようです。弱虫のラチを自分と重ね合わせていたようです。
知恵と勇気をくれる不朽の名作ですね。