2歳11ヶ月の息子に読んでやりました。まだ、本人が恐いと思うような迷子になったことはありませんが、ちょっとママやパパの姿が見えなくなることの不安を感じ初めているので、それをさらに強化させるには手ごろな本だな、と思いました。
お友達のかばみちゃんと一緒に遊園地に来て、一緒に遊んだりお昼を食べていたりしますが、迷子の子どもをママの下につれていってあげることで、自分達が迷子になってしまいます。不安になって泣き出そうとしたところ、ママたちが見つけてくれて、とても楽しい遊園地での一日を過ごせます。
迷子は迷子になろうと思ってなっているわけではありませんが、親から離れてしまうことだよ、一人ぼっちになってしまうことだよ、と教えるしかありません。つい自分の興味で、客観的に考えられなくなっているからです。お互いが気づける範囲にいること、守られている安心さ、そういうものがどんなものかを少しずつ教えてあげられたらなと思います。息子も迷子というのものが少しずつわかってきているみたいです。お互いに気遣って迷子にならないようにしたいと思いましたね。