ピエロの弾くバイオリンに感動した王様が
自分も同じようにピエロになってバイオリンを弾きたいと考えます。
そこで本物のピエロのように人々を感動させようと練習しましたが全然上手になりません。
その演奏を聴いて人々は大笑いします。
笑っている人々を見て王様は、笑顔の素晴らしさを知ります。
人を楽しくさせることの喜びを知った王様は王をやめピエロになり旅に出るというお話です。
作者独特の絵の世界が展開されています。
画家でもある作者はピエロを描くことを天職としているそうで、ピエロの表情がとても豊かに表現されていました。