おじいちゃんは、おばあちゃんが亡くなってから、始めて男の子の家に泊まりに来ました。
ある晩、おじいちゃんは突然「おばあちゃんがいなくて寂しいよ」と言って泣いてしまいました。男の子は、そんなおじいちゃんが嫌いだと言って部屋に入ってしまいました。
おかあさんやおじいちゃんは、男の子の部屋で大人も涙を流す事、おじいちゃんだって昔は良い子ではなかった事を教え、仲直りしました。
そして、二人はおばあちゃんのお墓参りに行きました。
この絵本に出てくるような、後で家族の前で大泣きしてしまう人はすくないでしょうが、それぞれの悲しみで一人枕を濡らす人は沢山いるでしょう。改めて、生きている幸せ、家族の尊さを教えてくれた絵本でした。