むしキングが大好きな子供は、この本のように「くわがたやかぶとむしが家の中に飛び込んでくる」なんていいなーと言っています。家の子供をこの男の子のように、夜道のお使いに出すことはありませんがが、たとえば夜中に一人でトイレに行くときなどこんな心細い気持ちになるでしょうね。子供は「おばけなんてこわくないよーやっつけてやるー」などと威勢のいいことを言っていますが「ドーン」とおばけにぶつかるシーンのページになると、じっと見ています。「おねいちゃんはなにもいわないで空を見ていた」とありました。きっとおねいちゃんも動物たちと一緒にお使いに行ったことがあるのかもしれないですね。森の神様が動物に姿を変えて子供達の前に現れたのでしょう