昔話で きつねが女にばけて 貧乏な男の妻になり子供を授かるのです
ててっこうじ(この名前は おもしろい名前だな〜)
きつねのお母さんは 美人で 優しい、こんなお母さんに育てられて
3才になったててっこうじ しかし・・・・
うつくしい 椿の花ざかりにみほれて・・・・しっぽがでてしまうのですね。
子供はまだ 3才でも・・・きつねのにょうぼうは きつねの姿をみられると、山に帰らなくてはならないのです。(定め というものでしょうかね)
ああ〜 かわいそうに!
どんなにか 子供のことが 心配だったことでしょう!
まだ3才の子供ですもの
母親としては 耐え難い思いがしました
昔話だとは分かっていても じ〜んとさせられました!
いつまでも 子供と夫を見守ることでしょうね
うたをうたう母きつね 母の思いがいっぱい詰まった歌声が
聞こえてきそうです
語りをされるときは どんな声でこの歌を歌われるのかな?
そんなことを思いました。
片山 健さんのつばきの絵ときつねになって 息子を見守る絵が 印象的でした!
心に余韻の残る昔話でした。