いろいろな動物のおとうさんとこどもの姿を描いた絵本です。
高畠純さんのとぼけた絵が、おとうさんのちょっと困った&愛らしい姿を上手に描いていて、見ていて思わず口元が緩んでしまいます。
どのおとうさんも、“立派な父親”ではなくて、どうにかして子どもとコミュニケーションをとりたいと頑張って、かえってトンチンカンなことをしてしまう、父の悲哀を背負っています。
おとうさんって、どうしてこうなんでしょう。
おかあさんだと決してこうはならないでしょう。
でも、これだからいいんです!
おとうさんにも、おかあさんにも、お子さんにも是非読んで欲しい絵本です。