「あさえとちいさいいもうと」の続編という感じのお話です。
我が家は姉妹なので、みんなで感情移入して読みました。
いもうとのあやちゃんが盲腸で急に入院してしまって
お父さんとふたりで留守番。
明日お見舞いに行く時に、あやちゃんが喜ぶ物を持っていってあげよう、と
あさえが一生懸命考えます。
折り紙を折って、手紙を書いて、でも、もっともっとあやちゃんが喜ぶ物は・・・!
あさえはきれいな紙に大事な大事なお人形を包んであやちゃんに渡そうと考えました。
ああ・・・読んでいて声が震えてしまう。
なんてやさしいおねえさんなんでしょう。
とても大事にしている物だけれど、大事な妹を喜ばせるために・・・
読み終えたあと、長女は「○ちゃん(次女)が入院したら何あげようかな」と考え出しました。
どうせ、たいした物あげなさそう、なんて思っていたら
お誕生日にもらった大切なおもちゃを!
あさえのやさしい気持ちに触れて、我が家のあさえも少しおねえさんになったようです。