林明子さんの絵本が大好きな3歳の息子。
「あさえとちいさいいもうと」も「はじめてのおつかい」もほんとに大好きで何度も何度も読んでいます。
もちろん、この絵本もすごく気に入って、毎日何十回と読みました。
林明子さんの絵本のおはなしは、何か特別なことが起こるわけではないんですよね。
いつもの日常がかかれてます。
それでもこんなに子供の心をつかんで離さないのは、やっぱりそれだけ子供の気持ちによりそった絵本なんだと思います。
今回は普段はちょっとうとましく思うこともあるいもうとのあやちゃんが入院してしまったあさえちゃんのお話。
一人でお留守番してた寂しい気持ち、あやちゃんを思っておりがみをおるあさえちゃん。
そして、最後にはあやちゃんが一番ほしかった、あさえの大事なお人形をプレゼントします。
息子は、あさえが一人でお留守番してるところが、すごく印象に残ったみたいで、
この絵本を読んでというときも、「あの、かみなりなってこわくないよ〜 っていってる絵本よんで」なんていいます。
あさえの不安な気持ちがよくわかるのかな。
あさえちゃんはほんとに素敵なおねえちゃん。
我慢してる部分もきっとあるだろうけれど、こんなときに妹のことを思ってこんなにやさしくできるのは、
きっと普段からおかあさんが、あさえのことを大切にしているからなんだと思います。
息子はまだ3歳。
あさえのような立派なお兄ちゃんにはまだなれないし、
まだならなくてもいいけれど、
それでも時々とてもおにいちゃんらしいところをみせてくれます。
下の子があやちゃんくらいの年になるころには、息子もまたあさえちゃんと同じくらいになってるでしょう。
その頃の兄弟関係が楽しみでもあり、怖くもあり・・・(笑)