動物好きの小3の次男にどうかと借りてきました。
実話をもとに作られた、一本足の野鳥グースのお話です。
偶然見つけた一本足のグースを女の子が「助けてあげたい」といったとき
両親が「自然の野鳥は、自分で生きる手段を覚えなければ死んでしまう」と
ある意味突き放すように教えた場面に、感動しました。
人間はつい、弱いというだけでむやみに助けたり、同情したりしようとしますが、自然のものは自生する力をつけてあげないといけないのです。
このことは、子育てにも共通すると思います。子供が自分で生きる力を信じて見守ることは、
これから子供たちが思春期になってますます大事になるのだよなーと
親目線で感じながら読みました。
グースが母親になった姿にはジーンときました。