小さな子向けの絵本なのに、扱ってるテーマは、なんとも奥が深い気がします。
おひさまとおつきさまが、ささいなこと(=おつきさまの遅刻)をきっかけにして、けんかを始めます。
まわりの星たちや、雲たちを巻き込んで、けんかはどんどん大きくなり、とうとう大戦争になってしまい・・・???
ラストは『これはどこかとおーい よそのうちゅうのはなしだよ。 わたしたちのちきゅうでは こんなことはないよね。 まさか まさか まさかねー。』で結ばれています。
子どもに聞かれて、「うん、そうだね。地球には戦争なんてないよ。」と堂々と言える世の中にしていかなくちゃね〜。
ひとりひとりのできることは、小さくても・・・。