黒井健さんと間所ひさこさんの、犬のころわんのシリーズ。
小児科にずらり、そろえて置いてあって、いつも、これを全部読むまでは帰るものか、という姿勢だった息子。
恐ろしくおんぼろな小児科で、すいていたので、それも許してもらえました。
(最近改装されて、いつも混んでいるようになってしまったので、
ゆっくり絵本を読ませてもらうことは出来なくなりましたが)
犬とか猫とか、道端で会った時には、私のスカートをにぎりしめて、隠れてしまうのに、
なぜ、絵本の犬や猫たちは大好きなんでしょうね?
ころわんたちのかわいらしさは、また格別です。
ふんわりふわふわ、やわらかくて、きっと抱くと、頭はおひさまの匂いがするんだろうな。
そんな想像をしてしまいます。
黒井健さん、なんとなく学生時代に購読していた雑誌によく登場されていて、
風景画が多かったので、こういうタイプの絵本をお描きになっていらっしゃること、存じ上げませんでした。
(てぶくろをかいに、は知ってましたけど…)
シリーズの中で、息子が一番好きだったのが、この「ころわんとががが」でした。
やっぱり建機が出てくるところや、ころわんの好奇心旺盛なんだけど、ちょっぴり「ががが」が怖いの…というところが、
息子に「ぼくもいっしょ」と思わせたのかもしれません。