何気なく手に取ったこの本、息子はとっても楽しんでくれました。
町の一日が、あんどうくんの目を通して描かれています。
あんどうくんが出勤時に出会う人たちを見ると
「朝早いのはこういう仕事かぁ。」ってわかるし、
あんどうくんがロープを落として風を読むあたりは、
すごくリアルで、職業体験にも似た感じがします。
狙っていないと思いますが、いい意味で教育的だな、って思いました。
息子にとっては印象的だったようで、
風が強い日、「今日はあんどうくんは仕事できないね」といったりします。
あみちゃんが眼下に小さく見えたり、
仕事を終えたあんどうくんが町の中にまぎれているのを探すのも楽しい、
ステキな本です。