子育て中の親向けの冊子で紹介されていて この絵本を手にとりました。
絵の具で描かれた、かわいらしい絵が長女このみ。
さっそくひとりで読んでみたそうで
夜、おやすみ前に読むときも「わたしが読んであげるからね」と静かにやさしく妹とわたしに読んでくれました。
たまに読んでもらうのっていいですね。
絵の世界に没頭できて ゆっくり読んでくれたのでお話の一つ一つの場面がとっても鮮明に感じることができました。
「ぱじゃまんま」のくまねずみくん。
お話しのはじめが、こんなにどんよりと暗いでだしなんて!正直ビックリしましたが パァーーーッと目の前が明るくなるようなすてきな手紙が届きます。
そしてクマネズミくんの心境がどんどん浄化されていきます。
とってもメッセージ力が強いすばらしい絵本だと思います。
人はひとりじゃ生きていけない。
必要とされて、満たされて、そうしてから、人に分け与えて、分けあって、助けて、助けられて 生きていくものだと思う。それがギュギュッとつまった絵本です。