ちいさいおうち、頑張ってよかったねと言いたい絵本だ。
ちいさいおうちを建てた人は「どんなにたくさんのおかねをくれるといっても、このいえをうることはないぞ。・・・・。」
そして月日は流れちいさいおうちが立っていた田舎に
道ができて車が走り、線路ができ、ビルが建ちいさいおうちは太陽の光さえ当たらなくなってくる。
また、月日は流れ高架線が走り地下鉄ができ人々は忙しくなり
あたりの空気はほこりとけむりでいっぱいになりいつが春なのか夏なのか秋なのか冬なのか、いつも同じ。
まごのまごのそのまたまごが、じーと我慢していた、ちいさいおうちを見つけてくれて幸せが訪れた。
昔のように小さな丘のりんごの木がある所に移動。
ちいさいおうちはもう町には住みたいと思わないでしょう。
文章も読めば読むほど味が出るといいましょうか、現代の忙しい合間にほっとするひと時が味わえるように思いました。
子どもだけでなく毎日忙しい大人の方にも読んでいただきたい絵本だと思います。
絵がとっても素敵で見ているだけでも癒される気持ちになりました。