今でこそ 環境環境といっていますが 約50年前の1954年が初版のこの絵本。
いまの環境問題などを 見据えたようなテーマが 隠されているなぁと 感じます。
「ちいさいおうち」をとりまく環境の変化。
この絵本では「まごのまごのまごの代」までの変化ですが
現在では 田舎の環境って この数十倍のスピードで
変化しているんじゃないかなって思います。
「ちいさいおうち」の落ち着く場所が いつまでもありますように!
そんなことすら思ってしまうこの頃です。
こどもたちには この「ちいさなおうち」と 丘と小鳥の声や
ひなぎく おがわ りんごのにおい。季節の移ろうことの 当たり前。
そんな のどかで 優しい光景のよさを感じるのではないかなと思います。
我が家にあるのは1991年の第39刷分です。
今のは さて 第何刷くらいなんでしょうね。