4歳のアルフォンスは寝る時間。でも、まだ眠くないアルフォンスは、パパにかまってほしくて、パパを呼びます。
おはなしのほん よんで!
はを みがくの わすれちゃった!
のどが かわいちゃった!
ジュース こぼしちゃた。ベッドがぬれたよ。
おしっこ!
とだなに ライオンが かくれているよ!
ぬいぐるみのくまを もってきて!
パパは優しく、一つ一つ一つの要求に応えてくれます(うちでは、ここまで気長につき合えません!)。でもそのうちパパはアルフォンスの部屋へ戻ってこなくなりました。見に行ってみたら…。
私は実は、アルフォンスシリーズの挿絵のタッチが苦手。個性的で愛嬌のあるキャラなんですけどね…。でも、ストーリーは魅力的で、スウェーデンの子供たちに長いこと愛される理由がわかる気がします。お話の中に、日常の見覚えのあるやりとりが散りばめられて、親子共々「わかる〜」と笑ってしまいます。
日本ではあまりメジャーではありませんが、繰り返し何度も楽しめる絵本だと思います。ぜひ読んでみてください。