ある日うちを飛び出したスピンキー。
姉さんも兄さんもお母さんもお父さんも、ぼくをばかにして全然言うことを聞いてくれない。
むくれたスピンキーに、みんなあの手この手で話しかけたり、機嫌をとりますが、スピンキーはプイっとそっぽをむきます。やがてスピンキーの腹の虫は治まりますが、今度はみんなにどう接したらいいか悩み・・。
何だかうちの息子そっくり!へそを曲げると何を言ってもダメ。心の中では謝りたくてもなかなかできない子どもの気持ちも何だかわかります。
息子は自分に似ている(?)せいか「そうだよね〜」等とすっかりスピンキーの味方。
「でもさ、なんでそんなに怒ってるんだろうね?なにもそこまで怒らなくても・・」という私に
「だからお母さんはわかってないんだよ!」と一言。
スピンキーのまわりの人と同じく、私って子どものことやっぱり分ってないのかしら?
思わず苦笑いしてしまいました。
子どもはいたく共感し、母はう〜んと考えてしまう1冊でした。