ぶつけた、ころんだなどの些細な涙から、絶望の涙、ママの涙。泣くにもいろいろあるんだなと改めて考えました。子供に「戦争ってなに」「どうしてお家を焼かれたの」と聞かれたとき、何と答えたらいいのか。
戦争のところで心が痛くなり、最後のママの涙でジーンとなりました。ママは毎日一生懸命のなかで、思いもよらず子供に癒されて涙がでたのでしょう。
最後のページのイラスト、見れば見るほど考えさせられます。長さんに会って絵の意味を聞きたかった、でもたくさんの作品をありがとう。
わたしのなかでは最高傑作の中に入る作品で、感想を書き出したらきっと長くなってきりがなさそうです。