タイトルに惹かれて読んだ一冊です。
“泣く”ことに疑問を抱く男の子の心境を描いた絵本です。
「ころんで ないた。」「けんかして ないた。」等と、子どもは共感できる部分がいくつかあると思います。
この本を読んで感じたのは、当たり前のことだけど、子どもは様々なことで“泣く”ということです(笑)
嬉しくて泣いたり、悔しくて泣いたり・・・それだけ心が純粋で、気持ちをストレートに表現できるんだろうなぁと思いました。
大人はついつい我慢してしまったり、我慢しなければならない事が多いけど・・・。
最後に「ぼくも おとなになったら なかなくなるんだろうか。」という文があります。
子どもが大人になる第一歩は、泣かなくなること=我慢できるようになることなのかもしれませんね。
実はとっても奥が深い絵本だったことに気付かされた一冊です☆