「オチツケ オチツケ こうたオチツケ」 周りの人が何度も言うから、自分でもとなえているやんちゃなコウタ。でもなぜかやってしまう。仲良くなりたいのに押してしまう。分かっているのに。。。どうして?なんで…そんな風に周りの人を困らせる子が、実は自分でも「ぼくは悪い子なの?」と困っていることが伝わってきます。
診察を受けると、お医者さんは、コウタが乗っているのは、ブレーキをかけるのが苦手な車。と表現します。この表現はとても分かりやすくて、読んでいた息子にも思い当たる子がいたみたいで、「なるほど。だから今練習している。って言って別の部屋に行くのか。」と納得していました。どう伝えていいか分からないことを、絵本はとっても上手に伝えてくれるから、絵本って本当にすごいな。って改めて思いました。