童謡はあまりにも当たり前に聞きすぎていて
誰が作ったものか意識していませんでしたが
この野口雨情が、どれだけたくさんの名曲を作詞したか
本に列挙されている曲だけでも
すごい量です。
中には、題名がはっきりしないけれど
書いてある歌詞を読んでいるとメロディーが浮かんできて
「あ、この曲知ってるわ・・」となることも度々。
特に
娘が首が座る前から大好きだった「七つの子」も
野口雨情だったことを知り、
この本を手に取ったのはめぐりあわせかと驚きました。
資産家の跡取り息子だったのが
実家が没落し
苦労して物書きになった経緯には
才能もさることながら
続けていくことに、意味があるのだと感じます。
ついつい歌ってしまう、一冊でした。