『アンネの木』という絵本が出版されたことを知ったのは絵本ナビだったと思います。
子どもの頃に『アンネの日記』を繰り返し読み涙したことを覚えています。こんな残酷で悲惨な現実は二度と起こしてはならないと。
アンネが隠れ家から眺めたマロニエの木。人間が死んでからも生き続けてその歴史を見つめ続けることがあります。
13歳のアンネが15歳になるまでがこの絵本の中では語られます。
この木は今はもう倒れてしまったそうですが、苗木は日本にも送られているそうです。
アンネが亡くなり、木が倒れても、アンネの心また歴史は長く語り伝えられ、私たちに大切なことを教え続けてくれている気がします。