ちょっと学校が苦手な3人の子供たちが,学校の池に住んでいるカッパと出会い,不思議な体験をします。そして,その不思議な体験を通して,学校の楽しさに気づいていきます。
息子と一緒に読みましたが,学校にカッパ!それも,手乗りサイズの小さなカッパが住んでいるというところが,面白かったようです。
でも,男の子がカッパを自宅に持って帰ってしまい,死なせそうになった場面は,自分も子供の頃の体験(もちろん持って帰ったのはカッパではありませんが)を思い出しました。
違った個性を持った3人の子供たちが,少しずつ成長する様子が,とても印象的で,読んだ後優しい気持ちになれる本でした。