これもまた、とても面白い話でした。
一体、この『名前のない人』はだれ合ったのでしょう?
もう少し後の時期ならサンタかな?なんて、想像もしてしまいそうですが、
晩秋の景色を見て、気や葉を見て、彼が何を思ったのか、いったい何を思い出したのか、すごく気になりますが、オールズバーグははっきり「なんだった」とは描いてくれていないんですよ〜。
これは、読み手ひとりひとりが感じて思う『それ』を描けばいいということなのでしょうか?
特にラスト1ページに描かれている内容は、すごく気になります。
秋の精?、それとも木枯らし1号?そういう自然界の、妖精みたいな存在だったのでしょうか?
この絵本を読んだ人と、いろいろ議論してみたいです。