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きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

ナノってなんなの? 〜ベンジーとブルーノのぼうけん〜」 レイラさんの声

ナノってなんなの? 〜ベンジーとブルーノのぼうけん〜 作:ハリー・クロトー
絵:デイヴィッド・クロトー
訳:まえかわとおる
出版社:冨山房インターナショナル
税込価格:\1,980
発行日:2010年12月
ISBN:9784905194040
評価スコア 4.57
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みんなの声 総数 6
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  • ノーベル化学賞の内容!?

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子18歳、男の子15歳

    最近よく耳にする「ナノ」という言葉のイメージをわかりやすく冒険物語形式で
    解説した絵本です。
    ナノとは、基礎となる単位の十億分の一の量であるということ。
    ベンジー少年は愛犬のブルーノとサッカーボールで遊んでいる時に、
    「小さくなる」ことについて考えます。
    さらに、サッカーボールの模様、五角形の部分にも着目します。
    すると、不思議なことに、「五角形や5つのものがつながってできた輪を見るたびに」
    十分の一になっていきます。
    面白いのは、小さくなって出会う小さなもの(花粉や白血球、ウィルスなど)に、
    五角形や5つのものがつながってできた輪があるということ。
    ついに、ナノメートルの世界では、バッキーボールが登場します。
    バッキーボール?
    60個の炭素原子からなる分子のことです。
    実は、このバッキーボールの発見によって、ノーベル化学賞を受賞したのが作者なのです。
    つまり、この絵本は、ノーベル化学賞の内容にまで行き着きます。
    でも、やはり、そのあたりは大人でも難しいですから、
    ブルーノの冒険を通じて、ナノというものを体感してくれれば、いいですね。
    そこから、たくさんの興味を得て、大きくなってから関心を持ってもらえれば
    いいと思います。
    私も思わずバッキーボールについていろいろ調べてしまいました。

    投稿日:2011/10/08

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