赤羽さんというとやはり日本の昔話と中国の昔話の印象が強いのですが、
こんな絵本もありました。
同じ岩崎書店で『やまたのおろち』も出しているので、ギリシャ神話でありながら、どことなくすさのおと重なるところがあります。
力が強い勇者ということが共通しているので。
勇壮で迫力ある絵がとても印象に残る絵本です。
『やまたのおろち』は赤が印象的ですが、こちらの本はブルーが基調で青が印象に残ります。
1969年の作品なので、初期といっていいのかもしれませんね。
和物だけでなく洋物も描かれていたということは知りませんでした。
赤羽作品の中では異色作だと思いました。