キッパーのおもちゃばこに穴があいてしまいました。おもちゃがなくならないか心配なキッパーは数えてみることにします。でもあれれ?数があわない。何度も数えているうちにお気に入りのくつしたぼうやが行方不明になって大騒ぎ。実は箱に穴をあけたのも、数があわないのもねずみ夫妻が原因と分かって一件落着。キッパーはネズミ夫妻を自分のベッドに招待しますが、子供が産まれてさあ大変。というお話。
数の勘定がこの絵本の主題ですかね。長男は数を数えられない頃はちょくちょく読んでくれとせがんでましたが、少し数がわかるようになってきたこの頃は残念ながらこの本に興味がなくなってしまったみたいです。
それにしても結末を見ると、いつもNHK教育番組の神田山陽さん風に「こういう時にはこの一言、『恩をあだで返す』」って連想してしまうんですが。