待っていました!
最初に登場した時から、一番気になっていた「マージ」が主人公の巻です。
自分よりも優秀な“マージ2号”を魔法で作り出してしまった、マージ。
2号だとは知らずに、「このまえより、ずっとよかったです」
とマージを絶賛するチュウチュウ通りのネズミたち。
マージが自分でした事とはいえ、なんだか気の毒になってしまいました。
ところが、最後は仲間たちの口から
思いもよらない言葉が飛び出します。
ああそうか・・・
優秀なことだけが、重要ではないのだなと気がつきました。
避けられていると思っていたマージは、
実は仲間から愛されていたのですね。
この言葉を聞くことが出来たから、
マージはやっぱり 2号を作り出して良かったのかもしれないなあ。
最後の仲間たちの台詞は、何度でも読み返したいです。