タイトルを見て、こどもたちがきつねの神様に会ったのかな?と思って読みました。
印象からして、女の子向けなのかもと思いましたが、縄跳びを幼稚園の運動会で頑張った後でしたので、息子と一緒に読みました。
おやつを食べながら、公園に縄跳びのなわを忘れてきたことを思い出したりえちゃんは、弟のけんちゃんと公園へ。
木の枝に下げておいたはずが、ありません。
そこへ、こどもたちの楽しそうな笑い声が聞こえてきて…。
縄跳びをするページは、きつねのしっぽやりえちゃんの髪の毛の動きが伝わってきて、読んでいてこちらも楽しかった。
なんとも可愛らしいみんなの表情。
縄跳びに自分の名前を見つけて、事情がわかったりえちゃんの静かな微笑みがとっても愛らしい。
エンディングのりえちゃんの気の利いた優しさに触れ、温かい気持ちになりました。
タイトルの生きた、素晴らしいファンタジーの世界でした。