あまんきみこさんと言えば、私の年代だと教科書でご存じの方が多いのではないでしょうか?
あたたかい、優しいお話を書かれるとすばらしい童話作家さんですよね。
その、あまんきみこさんの本文に酒井駒子さんの挿絵です。
なんて豪華な顔合わせでしょう。
「よるくま」を読んで以来、酒井駒子さんのファンです。
おやつを食べている途中で女の子が縄跳びを持って帰り忘れたことに気づきます。
かわいい弟と一緒に取りに戻るのですが、そこにはあっと驚く光景が。。。
10匹のきつねも、りえちゃんも弟もみんなかわいいです。
すこし粗めのタッチですが却ってあたたかい感じがしていいですね。お話の内容にとってもマッチしています。
りえちゃんの黒地に白い水玉模様のワンピース、ロングヘアーに赤いリボンという服装がことのほか気に入ってしまいました。
子供ときつねたちとの交流、りえちゃんの謙虚さややさしさが光る一冊。
自信をもっておすすめします。