すごく古い本の復刻版です。
ぼくがたいこをもって野原に行くと、たぬきに出会います。
そのたぬきは「ナムクシャ ドローン」といって、ぼくに化けてついてくるのです。
それが何度も続いて、森のなかのたぬきは、みんなたいこをたたいて歩く“ぼく”ばかり。
ちょっと怖い気もするけど、さとうわきこさんはその様子を楽しいリズムと絵で描いてくれています。
単純で繰り返しが多くて面白かったです。
さすが、復刻された作品だけありますね。
そして、「ナムクシャ ドローン」って、意外といいずらかったです。
これは、読み聞かせに使うなら、よく練習しておかないと口が回らなくて大変そうです。