引越してきたばかりで、まだ友達のいないふうこは、1人ぼっちです。
まるで、「まいご」みたい。
けして友達が欲しくないわけじゃない。でも、ちょっとこわい。だから、なかなか勇気が出ない。
そんな時、ふうこの母親みたいに言っちゃう気持ち、よくわかります。
「おもちゃだってあるし」「1人でも遊べるよね。」って。
でも、そんなの、励ましになりませんよね。
子供はやっぱり子供同士で遊びたいんです。子供同士で遊んでるときがいちばん楽しいんです。
勇気を出して、友達の輪に入っていったふうこに拍手。
うちの息子も、引っ込み思案で、人が遊んでいるのをじっと見ている。なかなか輪に入れない。自分から自分の思いが口に出来ない子です。
そんな息子と重ねあわせ、がんばれ〜!の気持ちで読みました。
この絵本を読んで、息子にも、ちょっと勇気が出るといいな、と思いながら...