表紙はいもとようこさんの絵でとても可愛らしいです。
でも、内容は結構重たいです。
とても素晴らしい絵本だと思います。
ですが、軽い気持ちで幼い子供に読み聞かせられる絵本でもないです。
お母さんのいないこぎつねのきんたが主人公です。
お母さんはいないけれど、仲間たちに囲まれて、毎日を山で楽しく過ごしていました。
そこにある日突然怪獣(シャベルカー)が現れて、山を滅茶苦茶にして、一面を野原(ゴルフ場)にしてしまいます。
そこで出会った人間にきんたは貰われて行くのですが・・・。
最後は、衝撃的な結末です。
加古里子さんが、自然と人間の関係の改善を願って書かれた絵本です。