やんちゃっ子のえほんシリーズ、第3弾です。
タイトルからして、おばあちゃんの取り合いをするお話かな?と
予想しながら読みました。どうやら、こぐまさん対いとこの、
おばあちゃんの取り合いのようです。
おばあちゃんを独占しようとするいとこのことが嫌いなこぐまさん
でしたが、徐々にいとこがおばあちゃんを独占したがる理由が
なんとな〜くですが、明らかになってきます。
この絵本には、こぐまさんといとこのお父さん、お母さんは登場しません。
おそらく、事情があって一時的におばあちゃんの家に預けられたという
設定のようです。
かわいい孫たちのために、クッキーを焼いたり本を読んだり、何が起こっても
ゆったりと優しく対応しているおばあちゃんの姿に、こちらまで心が
あったかくなりました。
「あったかいなあ」「なんだか いいきぶん」
そうそう、おばあちゃんってそんな感じなんですよね。
おばあちゃんに優しく包まれているこぐまさんといとこの絵を見ていたら、
とっても羨ましくなりました。
おばあちゃんっていいな!と思わせてくれる素敵な一冊だと思います。