スウェーデンで大人気のイラストレーターであるスティーナ・ヴィルセンさんの作。
やんちゃっ子シリーズは、本国では10作も出ている絵本シリーズですが、日本で3冊同時発売されたもの。
出版社は、落合恵子さんのクレヨンハウス。
この作品は、その2にあたります。
1作目で登場した、ぶたくまさん、うさぎさん、とりさんは登場せず。
2作目で登場したこぐまさんが再登場し、今回は、そのおばあちゃんといとこが登場です。
こぐまさんは、おばあちゃんを独り占めにしたいのだけど、いとこがいて嫉妬してしまいます。
この気持ちって、子供なら誰しも経験することではないでしょうか?
お話は、それでは終わらず、いとこの泣くところを見て、こぐまさんも同情し最後は仲良く三人で本を読むシーンで終わります。
何とも良い余韻の残るエンディングなので、最後のシーンが一番気にいりました。
2作目とは異なりますが、あるあると共感できるお話だと思います。
やはり、おばあちゃんは偉大だと思わざるを得ない作品です。