3歳7ヶ月の息子に読んでやりました。いろいろな動物のお父さんが夜に家へ帰ってくるシーンを綴った絵本です。珍しく?子どもの絵本にあたりまえの母親は登場しません。でも、それが父と子どもの絆を感じさせます。
うさぎ、てんとう虫、ぶた、さかな、などいろいろな動物が登場。こんな風に父親が夜帰ってくるかどうかは定かではありませんが、あってもいいなーと思わせます。そして、ライオンだけはおとうさんはひとりぼっち。家族とは離れて暮らす習性なのでそういう家族もあることをしります。そして、最後にぼうやのパパが船旅から帰ってくるでしめられます。
どこの子どももお父さんが大好きで、みんな待っているんだよ、とお父さんの存在感も際立てますね。だから、息子もパパが帰ってくるのが楽しみだし、飛びついていくんだよと納得。そんな日常のありふれた光景を絵本を通して教えてくれるいい絵本だと思いました。