あべ先生の絵ということで新刊コーナーから借りてきました。
タイトルから森に猫って住めるの?と思いましたが、なんと魅力的な猫が住んでいました。
その名はキエシェ。
三見開き目で彼に対面し、カワイイ〜とニッコリしてしまいました。
キエシェが、森に住む事になったわけは、ラストまで内緒という事で、あべ先生の描く森の四季、そして朝・夜を楽しみました。
森の息遣いが伝わってきます。
見事に野生化しているキエシェも愛嬌があるばかりではなく逞しい。
ラストのキエシェの仕事振りに、再びニッコリしてしまいました。
工藤先生のリズミカルな文とあべ先生の描き出す森の世界をご堪能ください。