生き物の死って悲しいです。我が家で飼っていたにゃんこも
先日死んでしまい・・一番好きだったにゃんこはずいぶん前に
死んでしまったので、今回のにゃんこの死はそれほど悲しくない
だろうなあなんて思っていたのですが、やっぱり悲しい。
心にぽっかり穴があいたようになります。
この絵本の中で死んでしまったものは、長年一緒に暮らした
飼い猫ではなくあるひみつけた「とり」なので、うーんと悲しい
気持ちにはなりません。でもやっぱり心に穴があいたようになります。
自分とかかわりがあってもなくても「いたはずのもの」が「いなく
なってしまう」って考えると、しんみりしてしまうものなのですね。
ひんやりとした空気を感じながら、死について、とりとめもなく
気持ちをめぐらす絵本です。